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わらをよってしめ縄を手作りする加茂田はる子さん=姫路市
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わらをよってしめ縄を手作りする加茂田はる子さん=姫路市

 暮れも押し迫り、兵庫県姫路市の加茂田はる子さん(84)が、玄関先につるすしめ縄の制作に取りかかっている。趣味が高じて40年ほど前に始め、最近では知人用も含め20個ほどを手作り。師走の冷たい風に吹かれながら、慣れた手つきで縄をない、丁寧に飾り付けていく。(小川 晶)

 自宅の軒先で長さ50センチほどのわらの束をより分け、水でぬらした手のひらでもむ。スルスルと絡み合い、あっという間に縄ができあがる。

 日差しは弱く、肌寒いが、加茂田さんは「家の中でやったらほこりが舞ってかなわんから」と黙々と手を動かす。工作が好きで、見よう見まねの自己流で作り始めたのがきっかけという。

 輪を二つ作って紺色の紙でくくり、稲穂や御幣などで飾り立てて完成。もともとは自分用だったが、今では近所の人や親戚などの分も作ってあげている。地域の講座などに講師として招かれるようにもなった。

 郷土史に詳しい夫の喬さん(84)によると、しめ縄の形には加茂田さんが作る「メガネ」のほか、直線型の「ゴンボ」がある。門松とともに、神様に家に上がってもらう目印の役割があり、かつては脱穀後のわらを使って各家が手作りしていたが、今では市販品を購入する家庭が大半という。

 あくまで趣味の延長で作り続けていると強調する加茂田さん。「しめ縄を作っていると、師走らしくなってきたなあって思うわね。人さんにあげて、喜んでもらうのも、年末のうれしいこと」とほほ笑む。

     ◇

 加茂田さんが講師を務めるしめ縄教室(姫路市人権啓発センター主催)が21日午前9時半から、イーグレひめじ(同市本町)で開かれる。市内在住、在学の小学4~6年生と保護者が対象で、13日までに電話かファクスで申し込む。応募多数の場合は抽選。同センターTEL079・282・9801

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