姫路

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広峰山の竹木を勝手に伐採することを禁じた「羽柴秀吉制札」(姫路市提供)
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広峰山の竹木を勝手に伐採することを禁じた「羽柴秀吉制札」(姫路市提供)
琳派の絵師・鈴木其一が描いた「河合寸翁像」(姫路市提供)
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琳派の絵師・鈴木其一が描いた「河合寸翁像」(姫路市提供)

 兵庫県姫路市は、羽柴秀吉が広峰山の竹木を勝手に伐採することを禁じた木札「羽柴秀吉制札」と、姫路藩家老の河合寸翁に関する資料16点の計2件を、価値の高い歴史資料として市重要有形文化財に指定した。制札は秀吉の播磨攻めが終わった1580(天正8)年に発給されたもので、市は「この時期の姫路・播磨の歴史をひもとく重要な資料」と評価する。

 市によると、制札は権力者が発給し、寺社や荘郷町村などに対して特定の行為や行動を禁止するもの。羽柴秀吉制札は広峯神社の所有で、縦42・6センチ、横40・4センチの木札に明瞭な墨書きと秀吉の花押が残る。

 秀吉の制札や禁制は市内に6点あるとされるが、現存が確認されているのは2点のみという。

 「河合寸翁関係資料」は寸翁の衣装や、それを着用した姿を描いた鈴木其一の作品「河合寸翁像」(1837年ごろ)など。2016年に市に一括で寄贈され、元の所有者は河合家の関係筋と考えられるという。

 近年、家老として港の整備や新田開発を進め、固寧倉を設けて飢饉に備えるなどした寸翁の功績を評価する機運が高まっており、具体的な人物像の解明につながる重要な資料と認められた。

 市指定の重要有形文化財は139件となった。(谷川直生)

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