姫路

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姫路市役所の窓口にはビニール管と透明の袋で作ったついたてが設けられた=姫路市安田4(撮影・小林良多)
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姫路市役所の窓口にはビニール管と透明の袋で作ったついたてが設けられた=姫路市安田4(撮影・小林良多)
打ち合わせ用の机にもついたて。透明の板とブックエンドを活用した=姫路市役所(撮影・小林良多)
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打ち合わせ用の机にもついたて。透明の板とブックエンドを活用した=姫路市役所(撮影・小林良多)
上郡町役場では木枠にビニールシートを張って感染を予防=上郡町大持
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上郡町役場では木枠にビニールシートを張って感染を予防=上郡町大持

 新型コロナウイルスの感染拡大で、兵庫県の姫路・西播磨の各自治体が、窓口業務での飛沫防止対策に工夫を凝らしている。市民と職員の間に仕切りを置くという発想は共通しているが、方法はあの手この手。パイプや木材などさまざまな素材を活用し、知恵を絞ったアイデアついたてがお目見えしている。

 アクリル板は1万円超と値が張る。コンビニのレジでおなじみのビニールカーテンは、つるすフックが必要で無駄も多い-。

 国の緊急事態宣言を受け、窓口業務も多い姫路市の税務部門では、飛沫感染を防ぐ手だての検討が本格化した。さまざまな案が出ては消える中で、主税課の長綱誠治係長が、休日を割いて自作したついたてに注目が集まる。

 ホームセンターなどで手に入るビニール管で高さ1メートル、幅80センチほどの枠組みを組み立て、庁内にあるシュレッダー用の透明なごみ袋をかぶせる。費用は1500円程度で、1キロ弱と軽い。持ち運びやすい利点が評価され、今月13日から40個ほどを一斉に導入した。

 同課の大塚勇人課長は「材料さえあれば10分程度で出来上がるスピード感もよかった」と説明。市民から苦情めいた注文も特になく、使用を続けるという。

 一方、同市の法制課では、職場にある材料のみで間に合わせたついたてが登場。硬さのある透明なテーブルマットをブックエンドで固定したもので、手作り感があふれる。マットはやや汚れが目立つが、担当者は「職員間の打ち合わせ用なので、見栄えは気にしていません」。

 低コストで各自治体に人気なのが、木材の枠にシートなどを取り付けた間仕切りだ。

 上郡町では、町民から提供を受けた廃材で縦1・1メートル、横2メートルの枠を作り、イベントなどに使うビニールシートをホチキスで打ち付けた。書類の受け渡しができるよう、下部には隙間を設けた。担当者は「見かけは不格好だが、感染の拡大を防ぐためです」と理解を求める。

 赤穂市でも、インターネットの情報を頼りに職員が同様の仕切り板を作り、これまでに約30カ所に置いた。決め手はやはりコストだったといい、担当者は「アクリル板は高価だが、これなら2千円程度で済みそうだ」と話している。(小川 晶、伊藤大介、坂本 勝)

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