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5月末での閉館が決まったホテル姫路プラザ=姫路市豊沢町
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5月末での閉館が決まったホテル姫路プラザ=姫路市豊沢町

 JR姫路駅南の「ホテル姫路プラザ」(兵庫県姫路市豊沢町)が5月末の閉館を決めたことが8日、分かった。新型コロナウイルスの影響で宿泊客が大幅に減少し、41年の歴史に幕を下ろすことに。姫路ホテル協議会の会長も務める岩元義久社長(63)は「姫路の観光がまだ盛んではなかった時代から何とか頑張ってきたが、仕方ない」と肩を落とす。

 同ホテルは1979年に創業し、約200室に会議室や宴会場を備える。観光客が少なかった当時から姫路城に向かう団体客を受け入れ、大浴場やサウナを設けて人気を博した。

 しかし、姫路城平成の大修理のグランドオープン以降、駅周辺で観光客目当てのホテル建設ラッシュが起こり、ビジネス客も新設ホテルへ流れた。今年から市内企業にホテルを売却し、リースしてもらう形で再起を図ろうとした矢先のコロナ禍。料金を下げたものの稼働率は2割に落ちた。

 「『コロナがなければ』と悔しい気持ちもあるが、何とか従業員に退職金を渡せる状態でやめたいと決断した」と妻の智子副社長(62)。岩元社長は「涙を流してくれたお客さんもいた。つらいけれど、これで踏ん切りがついた」と目を伏せた。(井沢泰斗)

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