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「ステイホームチャレンジ」を企画した難波勇紀さん(左)と田村慎太郎さん(中央)。中野洋平さんは弁当の割引で協力する=姫路市広畑区西夢前台7
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「ステイホームチャレンジ」を企画した難波勇紀さん(左)と田村慎太郎さん(中央)。中野洋平さんは弁当の割引で協力する=姫路市広畑区西夢前台7

 家庭で自粛生活を送る子どもたちと、外出自粛のあおりで経営に苦しむ飲食店を同時に支援する取り組みが、兵庫県姫路市広畑区の八幡校区で始まった。まずは飲食店のテークアウト情報をまとめたチラシを各家庭に配布。チラシはプレゼントの抽選用紙も兼ね、子どもが家事を手伝って保護者にスタンプをもらったら応募できる。仕掛けたのは地元の建設業者と広告会社だった。(井沢泰斗)

 名付けて「ステイホームチャレンジ」。チラシにあるクエスト(家事)を7個以上クリアして応募すると、抽選で菓子の詰め合わせや図書券などが当たる。裏面には校区内の飲食店10店の情報とマップを掲載。各店舗前に申し込み用のポストを設け、応募のついでに弁当などを購入してもらう狙いだ。

 地元の難波工業(同区西蒲田)の難波勇紀社長(32)は、3人の子どもが自粛生活でストレスをためているのが気掛かりだった。そこで知り合いの広告会社「感動会社 楽通」(同市三条町2)の田村慎太郎社長(47)に相談。「飲食店のテークアウトを応援したい」と考えていた田村社長は、ラジオ体操の参加賞をヒントにこの仕組みを提案した。

 田村さんは地域の喫茶店やラーメン店などを飛び込みで訪れ、情報を無料で掲載する代わりにポストの設置を呼び掛けた。印刷代やポスティング代は難波さんが捻出し、約7400世帯にチラシを配布した。

 「和風創作料理やさいや」(同区西夢前台7)の店主中野洋平さん(44)は、チラシを持参した人に弁当を割り引くサービスで協力した。「4月は昨年比で売り上げが6割減り、テークアウトの宣伝方法にも悩んでいた。PRができてありがたいし、地域のためにもなる」と歓迎する。

 難波さんは「地元企業だからできたこと。この機会に子どもたちが家事を手伝うようになれば」。田村さんは「この状況で地元企業も何かしたいと思っているはず。会員制交流サイト(SNS)で公開すると関東の広告会社からも問い合わせがあった。他の地域にも同様の取り組みが広がれば」と期待した。

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