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支給会場で5万円の「新型コロナ対策助成金」を受け取る住民(右)=姫路市家島町宮
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支給会場で5万円の「新型コロナ対策助成金」を受け取る住民(右)=姫路市家島町宮
島内の商店利用を促進しようと配布されたスタンプカード=姫路市家島町真浦
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島内の商店利用を促進しようと配布されたスタンプカード=姫路市家島町真浦

 新型コロナウイルス禍による景気悪化が深刻さを増す中、兵庫県姫路市家島町の家島本島と坊勢島の3区会は、約2100世帯に1世帯当たり5万円の支給を進めている。家島諸島での石材産出に伴って区会が得ている収入や区会費が財源。各区会とも「経済的、心理的に冷え込む島を活気付けたい」との願いを込める。(小林良多)

 家島諸島では医療体制の弱さや高齢化率の高さなどを背景に、感染への高い警戒感が続いてきた。

 家島本島の真浦、宮の2区会は4月から協議を行い、島内で住民登録している世帯主に「新型コロナ対策助成金」の名目で5万円を支給することを決定。27日から各事務所で手渡しを始めた。

 坊勢島では基幹産業である漁業関係者が漁価の低迷などコロナ禍の深刻な影響を受けており、坊勢区会が26日から世帯主に対して5万円を支給した。

 真浦、宮の2区会は石材の産出地となっている家島諸島の男鹿島や西島の地権を持ち、事業者らが採掘量に応じて持ち出し料を支払っている。坊勢区会も隣接する西島での採石作業に伴って協力金を得ている。各区会ともこうした収入などを財源に住民の家計支援を決めた。

 支給を受けた海運業の男性(48)は「これから景気が落ち込み工事も減れば、石材を運ぶ仕事も影響は避けられない。区会の取り組みはありがたい」と話していた。

 また真浦、宮の2区会などでつくる「住みよい家島を守る会」は、島内の小売業を支援しようと、対象の約50店舗で計1万円分の商品やサービスを購入した人に現金1万円を還元する取り組みを開始した。

 千円ごとに一つ押印するスタンプカードを住民に配布。昨年度から検討を進めてきた事業だが、コロナ禍の中のスタートとなり、島の経済活性化への効果が一層期待されている。

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