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完成した酒器と、実行委の飯塚祐樹さん(左)と、壺坂良昭さん=書写山円教寺
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完成した酒器と、実行委の飯塚祐樹さん(左)と、壺坂良昭さん=書写山円教寺

 兵庫県姫路市夢前町の土や稲わらを使って作られた丹波焼の酒器が完成した。夢前川流域の農家や企業などでつくる「夢前ゆめ街道づくり実行委員会」による取り組みで、地元産の酒や米とのセット販売を計画しているという。

 同実行委はこれまでにも、戦前まで地元で栽培されていた米を復活させて日本酒を造るなど、地域色を生かしたプロジェクトに挑戦してきた。

 酒器づくりは2018年春、夢前町で米を育てる実行委の飯塚祐樹さん(41)らを中心に始まった。同県丹波篠山市に窯を持つ丹波焼の陶芸家、今西公彦さんも企画に賛同。飯塚さんの田んぼの土を使い、稲わらでうわぐすりも作った。2年超の試作を重ね、ぐい呑(の)みや平杯が完成した。

 8日は、書写山円教寺(姫路市書写)で酒器の奉納とコロナ禍の収束を願う祈祷(きとう)が行われた。飯塚さんは「表情豊かな作品。試行錯誤の末だけに感慨深い」。夢前町の蔵元、壺坂酒造の壺坂良昭さん(44)は「器を通じてお酒を飲む楽しさを感じてもらえれば」と期待した。

 酒器は山陽百貨店で14日まで開かれる「丹波 今西公彦 陶展」で展示・販売される。(山本 晃)

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