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小学校に電気料金の一部を寄付できるプランを考案した小林宏爾さん=姫路市船津町
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小学校に電気料金の一部を寄付できるプランを考案した小林宏爾さん=姫路市船津町

 電気を使いながら小学校を応援してもらおうと、今年4月に電力小売りを始めたガス会社「ハリマガス協業組合」(兵庫県姫路市船津町)が、独自の料金プランを設定している。毎月の料金のうち100~150円にハリマガスが同額を上乗せして、最大計300円を小学校に寄付できる仕組み。担当者は「少子高齢化が進む地域の小学校を応援できれば」と期待する。(地道優樹)

 電力小売りは2016年4月から全面自由化され、姫路市内でもガス会社の提携会社「はりま電力」などが参入。関西電力より割安のプランを展開している。

 1968年創業のハリマガスは、姫路市東部と福崎町を中心に、液化石油ガス(LPG)を約2200世帯に販売する。電力は業者から購入し、送配電網は関西電力の設備を「託送料(たくそうりょう)」を払って利用している。

 小学校を応援するプランは専務理事の小林宏爾(こうじ)さん(43)=同市=が発案した。石川県の電力小売会社が、料金の一部を小学校に寄付しているのを、インターネット上で知ったのがきっかけだ。

 3年前までは船津小学校のPTA役員などを務めた小林さん。次男が中学校に進学してからは地域の行事から自然と遠ざかり、寂しさを感じていた。早速、石川県の会社を訪ねて事業内容を聞き、通常プランとは別に「はりまっ子応援でんきプラン」を考えた。

 プランは姫路市の東・北部と福崎町の計10校から1校を契約者が指定し、電気料金から寄付できる内容。年間料金も関西電力に比べ約8400円割安(4人住まい想定)に設定した。周辺の子育て世帯を対象に毎月の基本料を無料とし、年間約1万2千円安くなる応援プランも用意した。

 コロナ禍で「はりまっ子-」の営業活動はできなかったものの、7月初旬までに20世帯が加入。来年3月までに計2万3千円を学校に寄付できる見込みという。小林さんは「負担なく子どもを応援できる仕組みが地域の活性化や魅力につながればうれしい」と話す。

 電力小売りは関西電力管内全域で対応。ハリマガスTEL079・232・0307

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