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サギソウ酵母で作った日本酒をPRする本田眞一郎社長(右)や川井眞好准教授(左から2人目)ら=手柄山温室植物園
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サギソウ酵母で作った日本酒をPRする本田眞一郎社長(右)や川井眞好准教授(左から2人目)ら=手柄山温室植物園

 姫路独協大(兵庫県姫路市上大野7)と酒造の本田商店(同市網干区高田)が連携し、市の花「サギソウ」から採取した酵母菌を使った日本酒を開発した。すっきりした味わいと穏やかな香りが特徴で、「姫路さぎそうこうぼのお酒」と命名。20日、原料のサギソウを栽培する手柄山温室植物園(同市手柄)で、関係者による完成発表会が開かれた。(井沢泰斗)

 両者は市などの助成金を受けて2015年、姫路城内にある桜から採った酵母で日本酒を開発。17年にも大学内で栽培されている食用菊を使った酒を販売し、第3弾として市花に挑戦することになった。

 白い花びらが羽を広げたシラサギに見えることから、その名が付けられたサギソウ。同大薬学部の川井眞好(まこ)准教授は「桜や菊に比べ、酒造りに適した酵母を採るのが特に難しかった」と振り返る。

 川井准教授は花が見頃を終えた17年夏から、微生物学を専攻する学生5人と同植物園でサギソウを一つ一つ手作業で摘んだ。1年目は適した酵母が見つからず、2年目の18年冬、数ある中から一つだけ目当ての酵母を採取できたという。

 酵母の提供を受けた本田商店は自社で培養し、「龍力」の銘柄を付けて純米酒に仕上げた。夏の花らしく、酒瓶は爽やかな青色のデザインにした。

 本田眞一郎社長は「桜酵母や菊酵母は野性味のある味わいだったが、サギソウは日本酒らしい、すっきりときれいな味わいになった。常温か冷やで飲むと、和食にもよく合う」と胸を張る。

 300ミリリットル入りで税込み1100円。市中心部の土産物店や姫路独協大のほか、8月8~20日に手柄山温室植物園で開かれる「市花さぎ草展」でも販売する。本田商店TEL079・273・0151

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