姫路

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新作パワースーツの効果を試す北浦基広社長=姫路市田寺4
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新作パワースーツの効果を試す北浦基広社長=姫路市田寺4

 ばねの力を使った作業支援ウェア「ワーキングパワースーツ」を製造してきたアトリエケー(兵庫県姫路市田寺4)が、4作目となる新作を開発した。荷物の上げ下ろしや中腰作業などをする際に背面のばねが伸縮して、腰や背中の筋力負担を軽減する仕組み。今秋の発売に向け県立大と共同実験を進め、効果の実証も目指す。(地道優樹)

 カジュアル衣料メーカーとして1996年に創業。男性用補正下着などを製造し、百貨店などに販売してきたが、2015年に開発した農業用の「アグリパワースーツ」が大ヒット。現在は建設や物流、介護医療分野などの労働者も使えるパワースーツを手掛け、累計6万着以上を売り上げている。

 今回は背中から腰にかけて入っているステンレス製ばね2本の太さと長さをほぼ倍にし、反発力を大幅に強化した。ゴム繊維のベルトと連動させて、重い荷物の運搬などを補助するほか、姿勢も矯正する。夏場でも蒸れないよう、生地の面積を減らして通気性も改善した。

 実証実験は、計測工学を研究する県立大工学部の荒木望准教授と行う。腰や背中にかかる筋力負担を数値化し、着用時の効果を裏付けたい考えだ。研究は本年度の姫路信用金庫の「ひめしん研究開発支援助成金」の対象にも選ばれている。

 近年、電動モーターや空気圧などを動力源にした同様の作業支援スーツの開発が進む。「ばねは動力源を一切使用しないので、軽量で動きやすく、コストも数万円台まで抑えられるのが強み」と同社の北浦基広社長(52)。工場での作業効率アップや労災防止、女性進出の観点から各種メーカーの問い合わせも年々増えているという。北浦社長は「効果を実証できれば導入の検討にもつながるはず」と期待する。

 同社TEL079・295・6581

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