姫路

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イチゴシャーベットとジェラートの完成を喜ぶ東洋大付属姫路高校の生徒たち=姫路市書写
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イチゴシャーベットとジェラートの完成を喜ぶ東洋大付属姫路高校の生徒たち=姫路市書写

 東洋大付属姫路高校(兵庫県姫路市書写)の生徒たちが無農薬で育てたイチゴが、シャーベットとジェラートに加工され、地元のスーパーの店頭に並んでいる。休耕田の利活用と商品開発で地域活性化を図る「PROJECT TOYO」の一環。「姫路若菜」のソースやダイコンの甘辛煮に続く第3弾の商品化は、コロナ禍の長期休校という逆境をはねのけて実現した。(井上太郎)

 収穫したイチゴ約6キロを佐用町の「あいす工房さなえ」に無償で提供し、同店がシャーベットとジェラートに加工した。添加物を使わずにイチゴの色味を引きだしたシャーベットはさわやかな甘みが特長。イチゴミルク味のジェラートは果肉入りで、まったりと濃厚だ。「露地栽培でたくましく育った果実の風味を生かした」(同店)という。

 現2年生の6人が今年1月、当時の教頭からわせ品種の苗を100株超譲り受けて、休耕田約100平方メートルでイチゴを育て始めた。未経験ながら連日、草引きや水やりに汗を流した。ところが、新型コロナウイルスの感染拡大で3月上旬から休校が続き、世話ができなくなった。

 畑の様子が気になり学校に電話をかけてくる生徒たちに応え、顧問の女性教諭2人が交代で畑を管理した。6月に分散登校が始まると、生徒も一緒に果実を収穫できた。当初は幼稚園児を招いてもぎたてを味わう予定だったが、新型コロナ感染予防のため冷凍保存に切り替えた。

 生徒たちはバニラ味のジェラートを含む3種類のデザートの試作を重ね、よりイチゴの風味が生きる2種類を、顧問と交流のあった「あいす工房-」に提案した。丸山蒼生さん(16)が色鮮やかなパッケージを考案。部長の古川雄也さん(16)は「みんなで諦めずに工夫して、形になったことがうれしい」と胸を張る。

 プロジェクトは有志の活動から本年度、部活動に昇格。来年以降もイチゴの栽培を続ける計画という。

 シャーベットとジェラートはヤマダストアー新辻井店(姫路市東辻井3)で販売中。1個300円(税込み)で、各200個限定。あいす工房さなえTEL0790・77・8228

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