姫路

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イチジクのロールケーキを手にする久米川哲也さん(左)と嵯峨山悠さん=わかば
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イチジクのロールケーキを手にする久米川哲也さん(左)と嵯峨山悠さん=わかば
地元産イチゴで作ったジャムを使った「こはく氷」=わかば
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地元産イチゴで作ったジャムを使った「こはく氷」=わかば

 東京、大阪の帝国ホテルで長年、パティシエを務めた久米川哲也さん(66)が故郷の姫路に戻り、障害者作業所を併設した「コミュニティ&アトリエ喫茶わかばや」(兵庫県姫路市岡田)で腕を振るっている。宝石のような輝きを演出したかき氷「こはく氷」などが人気。作業所利用者と住民の交流に、スイーツを通じて一役買っている。

 同ホテルに就職し、パティシエとして腕を磨いた久米川さんは2008年、両親の介護のため姫路に戻り、社会福祉法人「姫路若葉福祉会」の保育園で調理を担当。同会が今春、開設した「わかばや」の喫茶コーナーも受け持った。

 看板商品のこはく氷(季節限定、400円)は、作業所施設長の嵯峨山悠さん(40)らと考案した。作業所では、寒天と砂糖でできた伝統菓子「琥珀糖(こはくとう)」をカラフルに仕上げた「姫コハク」を販売しており、嵯峨山さんが「プルプルの生琥珀を載せられないか」と提案。地元産イチゴで作ったジャムなどを氷とともにミキサーでフラッペ状にして、生琥珀を載せた。生琥珀は角を落として多面体にすることで、光の反射による輝きを添えている。

 姫路産イチジクのロールケーキ(280円)も人気。店では作業所利用者も接客に加わる。久米川さんは「できる限り地元の旬の食材を使い、自然な甘さを感じられるメニューを作りたい」と話している。

 午前9時半~午後4時半。土曜不定休。日・祝日休み(19~22日は営業)。わかばやTEL079・269・9874

(段 貴則)

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