姫路

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ソロキャンプを楽しむ斉藤智佳さん=姫路市夢前町
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ソロキャンプを楽しむ斉藤智佳さん=姫路市夢前町

 野外でテントを張って過ごしたり自炊したりするキャンプを、1人で楽しむ「ソロキャンプ」が注目を集めている。ここ数年、兵庫県姫路市内のキャンプ場でもソロキャンパーが増え、アウトドア用品店ではたき火台や調理器具などの売れ行きが好調だ。新たな需要を見込み、「ソロキャンプ専用」のエリアを開設するキャンプ場も出ている。(地道優樹)

 「何もしなくてもいいし、してもいい。自由なんです」。10月上旬、姫路市夢前町の明神山の麓にあるキャンプ場。日が落ちたころ、会社員の斉藤智佳さん(47)=同市=はたき火の炎を静かに眺め、慣れた手つきでまきを割った。

 10代のころからキャンプが趣味。昨年までは妻や娘と行くことが多かったが、今年の9回のうち7回は1人だ。巣ごもり生活を送っていた5月、ユーチューバーがソロキャンプを満喫する動画に影響されてたき火台や調理器具を購入。昨年に比べ、行く頻度は大幅に増えたという。

 以前は1人でいると周りの家族連れの視線が気になったが「最近は同じソロの人をよく見かける。寂しさは全くないですね」。

 ファミリー客が多い牧野キャンプ場(姫路市山田町)でもここ2、3年、ソロキャンパーが急増中という。今年はコロナ禍で4月~6月中旬まで臨時休業していたが、シーズンの7~9月はソロの客が計118人訪れ、前年同期より76人増えた。牧野自治会の管理責任者は「1人でバイクに乗ってくる女性もいる」と驚く。

 毎月5~10人ほどのソロキャンパーが訪れる「夢さき夢のさと農業公園」(姫路市夢前町神種)は10月、スギ木立に囲まれた約千平方メートルのエリアを試験的に「ソロ専用」として開放した。「家族連れから離れた場所で静かに過ごしたい」という要望に応えたという。

 既に13人の利用があり、11月から正式にオープンする予定。運営者は「ハンモックをつるして休んだり、現地で集めた材料で生活する『ブッシュクラフト』を楽しんだり、ソロのニーズを満たせる場所にしたい」と話す。

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