姫路

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巨大な御幣などを手に島を一周する氏子ら=姫路市家島町坊勢
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巨大な御幣などを手に島を一周する氏子ら=姫路市家島町坊勢
巨大な御幣などを手に島を一周する氏子ら=姫路市家島町坊勢
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巨大な御幣などを手に島を一周する氏子ら=姫路市家島町坊勢

 播磨灘に浮かぶ兵庫県姫路市の家島諸島でこのほど、コロナ禍の終息を願い、島を清めて回る「疫神(えきじん)送り」が秋祭りに合わせて行われ、白装束の行列が各島を巡った。例年なら播磨の祭りシーズンを締めくくる家島でも、今年は神事以外は自粛。参加した島民たちは「日常が戻るよう神頼みするしかない」と真剣な表情で地域を歩いた。

 かつて家島では伝染病などが流行した際、災いを起こす神を小舟に乗せて流す「疫神流し」と呼ばれた風習があったという。今夏、家島神社の高島俊紀宮司(61)が呼び掛け、天神祭に合わせて「疫神流し」を復活。さらに秋祭りでは白装束姿で島を巡る「疫神送り」を行うことになった。

 家島本島の真浦神社、宮浦神社、坊勢島の恵美酒神社はそろって秋祭りを縮小。2日の真浦、宮地区に続き、4日早朝には坊勢島の約30人が疫神送りに出発した。

 一行は疫神を鎮める特別な御幣を掲げ、大声で「送れー、送れー。疫病神送れ」と唱えながら、1時間ほどかけて島を一周した。坊勢区会の池田一憲区長は「国難の中、基幹産業の漁業にも厳しい影響が及んでいる。いち早い終息を願うばかり」と話した。(小林良多)

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