姫路

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姫路市立動物園の職員たちに巨大カボチャを引き渡す雲丹亀裕蔵さん(左端)=姫路市
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姫路市立動物園の職員たちに巨大カボチャを引き渡す雲丹亀裕蔵さん(左端)=姫路市

 10月下旬に死んだ姫路市立動物園(兵庫県姫路市本町)のアジアゾウ「姫子」の供養にと、同市山田町の住民が4日、重さ157・6キロの巨大カボチャを同園に贈った。カボチャは姫子の好物。毎年、冬至の日に欠かさず与えてきた職員たちは「さすがの姫子も驚くサイズ。きっと天国で喜んでくれるはず」と目を細めた。

 1994年、17歳で姫路へやってきた姫子。大好きなカボチャを足で踏み割り、長い鼻を使って器用にほおばる姿で市民らに愛されてきたが、今年10月24日、43歳で衰弱死した。

 寄贈を申し出たのは姫路市の雲丹亀(うにがめ)裕蔵さん(61)。巨大カボチャの重量を競う9月の県大会で、形が美しい「ベストルッキング賞」に輝いた自信作で、栽培中から姫子に食べてもらいたいと考えていたという。思わぬ悲報にショックを受けつつ、「どんな形でも姫子のためになるのなら」と提供を決めた。

 この日は動物園の職員が雲丹亀さんの畑を訪れ、トラックへ積み込んだ。カボチャは当面、ゾウ舎前の献花台に供え、傷んでしまう前にカバやサルにお裾分けする。26年間姫子の飼育を担った河野光彦さん(54)は「数十キロ級のカボチャをたくさん食べてきた姫子にとってもこれは過去最大。びっくりするでしょうね」と優しい笑みを見せていた。(井上太郎)

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