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コウメイが開発した折り畳み式の2人乗りタンデム自転車=姫路市夢前町山冨
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コウメイが開発した折り畳み式の2人乗りタンデム自転車=姫路市夢前町山冨

 兵庫県姫路市夢前町山冨の電気自動車(EV)メーカー「コウメイ」が、折り畳み式の2人乗りタンデム自転車を開発した。全国的に公道での走行を解禁する動きが広がる一方、車体が長くなることから駐輪するスペースの確保がネックとなってきた。折り畳むことで全長を1人乗りと同じ1メートルほどに抑えている。(地道優樹)

 タンデム自転車は前輪と後輪の間にサドルとペダルが2組あり、後ろに乗る人はハンドル操作が不要。視覚障害者らが安全にサイクリングを楽しめるのも特長で、パラリンピックの正式種目にもなっている。

 道路交通法上は「軽車両」となるため、歩道では走れないが、公道での走行は都道府県の公安委員会が可否を判断する。近年は視覚障害者団体などの要望を受けて解禁する動きが全国的に広がっており、兵庫県は2008年に全国で2番目に解禁されている。

 コウメイはガソリン車をEVに改良する技術を生かし、これまでに電動のスクーターや三輪車、自転車などを開発してきた。今回、タンデム自転車に注目したのは、有元浩明社長(54)の母親が自転車で坂道を走行中に転倒したことがきっかけ。足腰や目が不自由な高齢者でも安心して乗れる自転車を商品化しようと、今春から開発に取りかかった。

 全長2メートルの車体フレームや、前後2組のハンドルとペダル部分を折り畳めるように設計。持ち運びを簡単にすることで実用性を高めた。有元社長は「発祥の欧米と違って日本の駐輪所は比較的狭く、観光地のレクリエーションなどに利用の場面が限られている。親子連れやカップルなど一般の人にも浸透するきっかけになれば」と期待する。

 11月中旬からインターネット上で販売予定。1台5万9900円。同社TEL079・229・9009

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