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社員が出演する冨士印刷PR動画の一場面(「感動会社 楽通」提供)
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社員が出演する冨士印刷PR動画の一場面(「感動会社 楽通」提供)
顧客のPR動画に出演者として登場する田村慎太郎社長(右)。仕上がりはテレビショッピング風の映像に=姫路市
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顧客のPR動画に出演者として登場する田村慎太郎社長(右)。仕上がりはテレビショッピング風の映像に=姫路市

 映画ポスターのようなデザインの企業PRポスターを手掛ける兵庫県姫路市の広告代理店「感動会社 楽通」が、今度は映画のようなPR動画の制作を始めた。実際に働く社員たちに俳優として出演してもらい、短編ドラマを撮影。インパクト十分の演出で、人材不足に悩む中小企業の魅力を面白おかしく発信している。(地道優樹)

 米国のホワイトハウスを占拠した正体不明のテロリスト集団。「2億枚の印刷」という謎の要求を突き付ける。不可能と思われたミッションに、日本の印刷会社が立ち上がった-。

 ハリウッドの大作さながらのスケール感で始まるのは「冨士印刷」(東京)の企業PR動画だ。作業服姿の男性社員たちが、真剣な表情でカメラに歩み寄る。「さあ、仕事の時間だぜ」。映像に合わせて流れる字幕と壮大な音楽。1分41秒の終盤にはなぜかジェット機が飛ぶ。

 「やりすぎ感はありますけど、まずは興味をもってもらうのが狙い」と映像を制作した楽通の田村慎太郎社長(48)。著作権の対象にならない映像素材なども組み合わせてばかばかしさを演出。新潟の印刷会社と共同で編集している。

 田村社長の映画好きもあり、楽通は2017年から求人用の企業PRポスターやパンフレットを「映画の宣伝ポスター風」に制作してきた。派手なロゴや背景画、社員が俳優のようにポーズを取る斬新なデザインは業界でも評判となり、これまで全国約200社から依頼が寄せられている。

 一方、依頼があればPR動画も制作していたが「ポスターが振り切れている割に普通だった」と田村社長。今年6月に「動画も面白おかしく作ってほしい」と依頼されたのを機に、PR動画の映画化にも着手した。

 豪華なドレスを着てミュージカルのように踊ったり、ポーズを決めた社員の写真を合成してSF映画「アベンジャーズ」の予告風にしたりと、要望に合わせて20作品以上が誕生。商品やサービスを紹介するテレビショッピング風映像の制作依頼も多いという。

 田村社長は「絵コンテを事前に作るが、現場の社員さんのアドリブでどんどん面白くなる。演技を通して会社や社員の雰囲気が一層伝われば」と話した。

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