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4年間で3度の窃盗被害に遭ったコミュニティーカフェ「ままや」=姫路市八代本町2
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4年間で3度の窃盗被害に遭ったコミュニティーカフェ「ままや」=姫路市八代本町2

 古民家を改装した兵庫県姫路市八代本町2のコミュニティーカフェ「ままや」が今年の夏、またも侵入盗の被害に見舞われた。4年前のオープン以来、被害は3度目で、いずれも冷蔵庫の食材が狙われた。切り盛りする清水英子さん(63)は「地域の居場所として思いを込めてやってきただけに悔しい」と憤りつつ、「窃盗被害にもコロナにも負けない」と前を向く。(安藤真子)

 同カフェは清水さんらが所有者から建物を借り受け、今は12人のボランティアで運営している。健康づくりにも貢献しようと、日替わりランチの内容はメインも小鉢も毎日変更。店内では地域の高齢者や子育て中の母親らがくつろぐ。

 今年はコロナ禍で4月から休業を余儀なくされ、6月初旬に再開した。3度目の被害を受けたのは、ようやく客足が戻り始めた夏の盛りだった。

 8月19日朝、清水さんが開店準備に訪れると、閉まっているはずの玄関の引き戸が開いた。慌てて向かったキッチンでは冷凍庫が開けっ放しにされ、床は水浸し状態。冷蔵庫を確認すると、その日に使う予定だった「マーボーナス」の食材の一部がなくなっていた。

 清水さんによると、2017年1月と18年5月にも同様の被害があり、勝手口や掃き出し窓のガラスが割られていた。このため、センサーに反応して点灯するライトを付近に設置するなど防犯対策を講じたが、3回目は正面玄関のガラスが三角形に割られていた。捜査に訪れた姫路署員は「素人離れした手口」と話していたという。

 盗まれるのは決まって食材で、値の張るパソコンなどはそのまま。3回目の侵入では豚バラや豚ミンチ、もやし、卵などが持ち去られた。被害額にすると2千円ほどだが、ボランティアで運営する同カフェにとっては「1カ月分の利益」に相当するという。

 さらに「ガラスの修理や防犯対策の費用も大変」と清水さん。それでも熱意に衰えはなく、「地域の居場所を守りたいという気持ちがあるから頑張れる」と話した。

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