姫路城の元日無料開放中止 コロナ対策で混雑を回避

2020/12/02 05:30

姫路城=姫路市本町

 兵庫県姫路市は毎年の恒例となっている姫路城の元日無料開放を、新型コロナウイルス対策で中止すると発表した。例年は市民を中心に1万人以上が訪れており、混雑を避けるため有料公開に切り替える。 関連ニュース 春風亭昇太さんらと姫路城巡ろう 12月6日にバーチャルツアー 【昨年の様子】姫路城で年末恒例の「すす払い」 おみくじ、筒からスマホに 初詣の新型コロナ対策

 姫路城管理事務所によると、正月三が日には播磨国総社(同市総社本町)で初詣を済ませた市民らが、その足で姫路城も訪れる。今年の1月1日は約1万5千人。2、3日もそれぞれ1万人近くが登城した。
 この正月はコロナ禍で例年よりも人出は減る見込みだが、時間帯によっては混雑に伴う入場制限のため、待ち時間が生じる可能性もあるという。
 休城日は例年通り12月29と30日の2日間で、31日は通常営業。来年1月1~3日は午前8時半に開城し、先着500人に市の公式キャラクター「しろまるひめ」のタオルをプレゼントする。姫路城管理事務所TEL079・285・1146
(井沢泰斗)

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