12日、夜空見上げて! 姫路市内12カ所、同時に花火

2020/12/11 05:30

12日の花火イベントをPRする姫路商議所青年部の釜江宏和会長(中央)ら=姫路商工会議所

 新型コロナウイルスの影響で行事の減った子どもたちに楽しんでもらおうと、兵庫県姫路商工会議所の青年部は12日午後7時から、姫路市内の計12カ所で同時に花火を打ち上げる。それぞれ約5分間、75発の大輪が冬の夜空を彩る。 関連ニュース 新型コロナ 兵庫で137人感染、再び3桁台に 花火900発、感謝の絆 姫路12カ所で冬空彩る 相生のカキ、来週出荷再開も 貝毒検査で規制値以下

 密集を避けるため会場は非公表だが、市街地を中心に公園や学校、緑地などを選んでいる。大まかなエリアは当日、青年部のホームページに掲載する。
 恋人に12本のバラの花束を贈る欧州の「ダズンローズデー」(12月12日)に合わせて企画した。花火は同県太子町上太田に工場がある「三光煙火製造所」が2~4号玉を製作。雨天の場合は19日に延期する。
 打ち上げの様子は後日、動画投稿サイト「ユーチューブ」でも公開。姫路出身の竹中雄大さんがボーカルを務めるロックバンド「Novelbright(ノーベルブライト)」が動画に楽曲を提供するほか、姫路ゆかりのスポーツ選手らもメッセージ映像を寄せるという。
 青年部の釜江宏和会長(45)は「家族や親しい人たちと空を見上げて、一瞬でも楽しんでもらえれば」としている。(地道優樹)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ