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刀 銘 為小倉小四郎源則純兵部少輔源朝臣政則 1口(延徳元〈1489〉年)=姫路市立美術館蔵
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刀 銘 為小倉小四郎源則純兵部少輔源朝臣政則 1口(延徳元〈1489〉年)=姫路市立美術館蔵
刀 銘 為小倉小四郎源則純兵部少輔源朝臣政則 1口(延徳元〈1489〉年)=姫路市立美術館蔵
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刀 銘 為小倉小四郎源則純兵部少輔源朝臣政則 1口(延徳元〈1489〉年)=姫路市立美術館蔵
脇指 銘 三州住人波多野長左衛門尉久次播州飾東郡於姫路宗重作之 1口(慶長9〈1604〉年)=姫路市立美術館蔵
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脇指 銘 三州住人波多野長左衛門尉久次播州飾東郡於姫路宗重作之 1口(慶長9〈1604〉年)=姫路市立美術館蔵
脇指 銘 三州住人波多野長左衛門尉久次播州飾東郡於姫路宗重作之 1口(慶長9〈1604〉年)=姫路市立美術館蔵
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脇指 銘 三州住人波多野長左衛門尉久次播州飾東郡於姫路宗重作之 1口(慶長9〈1604〉年)=姫路市立美術館蔵

 播磨ゆかりの名刀が一堂にそろう「鉄(くろがね)の技と美」が、兵庫県姫路市本町の市立美術館コレクションギャラリーで開かれている。同館が長年収集してきた8口(ふり)について、詳しい解説付きで紹介。人気ゲームの影響で若い女性の刀剣ファンも増える中、ちょっと自慢できそうなうんちくが身に付く展示となっている。(平松正子)

 播磨は古代から鉄の産地で、鍛冶職が存在した。「播磨国風土記」によると、8世紀には宍粟や佐用で良質の砂鉄が採掘され、たたら製鉄が行われていたという。中世になると、播磨地域を治めた武士は鍛冶を配下に置き、自ら槌(つち)を振るって作刀する大名も現れた。

 今回の展示で最も古いのは1489(延徳元)年、播磨・美作・備前3カ国の守護だった赤松政則が作った刀だ。刀身の表に「八幡武大神」、裏に「春日大明神」と彫ってあり、山名氏との合戦で功績のあった小倉則純に与えたものとみられる。政則作の刀は14口(現存は9口)が知られているが、多くは恩賞として家臣らに贈ったという。

 このほか古刀としては、政則の養嗣子義村が長船勝光・宗光兄弟に鍛刀させた脇指(1510年)、江州玉造荘の鍛冶吉次による脇指(1496年)が並ぶ。

 これらに対し、1596(慶長元)年以降に日本各地で作られるようになった刀を新刀と呼ぶ。姫路城下では池田輝政が、大坂新刀初代助広の弟子・多田宗重を重用。今展でも1604年に宗重が薙刀(なぎなた)として鍛刀し、江戸中期以降に茎(なかご)部分を切断して改造された脇指が飾られている。

 さらに手柄山麓には「右」と号した鈴木宗栄や、三木氏重(後に氏繁と改名)の一派もおり、江戸中・後期頃の彼らの作も見られる。

 森岡榮一学芸員は「鉄製の武器は世界中にあるが、美術品として鑑賞するのは日本だけ。姿形や刃文の美しさだけでなく、その来歴も刀剣の魅力となる。刀剣に由来したことわざも多く、日本人の魂に強く訴え掛ける力がある」と話す。

 2月7日まで。月曜休館。無料。同館TEL079・222・2288

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