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「リの一渡櫓」などに新設された大名行列をテーマにした展示スペース=姫路市本町(撮影・小林良多)
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「リの一渡櫓」などに新設された大名行列をテーマにした展示スペース=姫路市本町(撮影・小林良多)
内部が特別公開される「ぬの門」=姫路市本町(撮影・小林良多)
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内部が特別公開される「ぬの門」=姫路市本町(撮影・小林良多)
「ぬの門」の内部には、真下を通る敵兵を攻撃する「石落とし」もある=姫路市本町(撮影・小林良多)
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「ぬの門」の内部には、真下を通る敵兵を攻撃する「石落とし」もある=姫路市本町(撮影・小林良多)

 世界文化遺産・国宝姫路城(兵庫県姫路市本町)の「冬の特別公開」が、2月1日から始まる。江戸初期に御殿が置かれた備前丸を守る「ぬの門」と、隣接する「リの二渡櫓(わたりやぐら)」の内部を初公開。城主・池田輝政による築城当時の防御態勢を垣間見ることができる。

 「ぬの門」は大天守南西に位置する鉄板張りの門で、上部の櫓も含めた高さは約10メートルと城内最大級。正面と御殿とをつなぐ最短ルートの中で関門の役割を果たし、番所も置かれていた。全国でも珍しい2層の櫓には「隠し石落とし」も備わる。

 市立城郭研究室の工藤茂博学芸員は「櫓には1~2階をつなぐ階段がない。敵に1階を取られても、上階で守れるようにしたのでは」と推測。「リの二渡櫓」も格子窓から侵入者を攻撃できる造りになっており、「戦国末期から江戸初期における城郭の防御方法がよく分かる」と評価する。

 また「リの一渡櫓」には、江戸後期の大名行列絵図を参考に復元した着物や槍(やり)、武将が目印として掲げた「小馬印(うまじるし)」などの一部28点を展示。姫路藩主の酒井家の参勤交代を描いたとされる絵図も紹介する。

 特別公開は2月28日までで、午前9時~午後4時半。通常の入城料(大人千円、小中高生300円)に加えて観覧料300円が必要。姫路城管理事務所TEL079・285・1146

(井沢泰斗)

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