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4月以降に始まる高齢者への接種に備え、急ピッチで準備をする保健所職員ら=姫路市坂田町
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4月以降に始まる高齢者への接種に備え、急ピッチで準備をする保健所職員ら=姫路市坂田町

 高齢者への新型コロナウイルスのワクチン接種が4月以降に始まるのを見据え、兵庫県の中・西播磨の各自治体で準備が本格化している。国はいまだにスケジュールの詳細を明示していないが、各市町は対策チームを設け、実務を担う医師会との調整や接種券の送付の用意など態勢整備を急ぐ。ワクチンが手元に届く時期は見通せず、自治体の担当者は「国は具体的な情報をもっと伝えてほしい」と訴える。(田中宏樹)

 政府は先行実施する医療従事者に続き、4月1日以降に65歳以上の高齢者への接種を始める方針。基礎疾患がある人、それ以外の人の順に接種が進められ、短期間で膨大なワクチンを打つ前例のない事業となる。

 同県姫路市は保健所内に接種準備室を設け、職員6人を配置。同市は地域の診療所や病院で受けてもらう「個別接種」を計画しており、各医療機関へワクチンを配る方法を業者と検討する。予約状況や接種記録を一元管理できる独自システムの構築も外部に委託し、急ピッチで準備を進める。

 接種券は3月中下旬に市内の高齢者約14万人へ郵送する方針。当初は3月初旬に届ける予定だったが、接種時期が4月以降となったため繰り下げた。

 準備室をまとめる宮長毅広副所長(60)は「郵便局とも日程を調整していたが、いったん白紙とした。正確な接種時期が分からない中で各方面と調整する難しさがある」と漏らす。

 同県宍粟市は8日に接種推進室を設置。65歳以上の市民約1万3千人には、地域別に会場と時間を指定する集団接種を実施する予定だが、詳細は示せていない。担当者は「いつワクチンが宍粟に届くのかが決まらないと、住民に知らせようがない」と声を落とす。

 同県たつの市は少なくとも市内5カ所で集団接種を行う方針で、会場の選定を進めている。対策チームの担当者は「とにかく先が分からない中で準備をするのが大変。4月1日に65歳以上の市民に打つと想定して準備するしかない」と話した。

 同県相生市や同県赤穂市なども対策室を新設している。

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