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ものづくり開発奨励補助金の授与式に出席した(右から)山田知徳社長、本田商店の本田眞一郎社長、飯石晃久副社長=姫路市役所
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ものづくり開発奨励補助金の授与式に出席した(右から)山田知徳社長、本田商店の本田眞一郎社長、飯石晃久副社長=姫路市役所
「Yamada Power Unit」が開発した駆動ユニット(同社提供)
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「Yamada Power Unit」が開発した駆動ユニット(同社提供)

 兵庫県姫路市は、中小企業の優れた商品開発などを支援する「ものづくり開発奨励補助金」の2020年度の対象に、メーカーや酒蔵など市内3社の新製品を選んだ。13件の応募があり、学識経験者が将来性や実用性の観点から審査した。市役所で授与式があり、各社の代表者らが証書や目録を受け取った。(井沢泰斗)

 産業振興を目的に1987年に始まった制度で、100万円を上限に開発経費を助成している。今回は、Yamada Power Unit(同市飾磨区清水)▽理創化研(同市網干区北新在家)▽本田商店(同市網干区高田)-の3社が選ばれた。

 Yamada-が完成させたのは無人航空機「ドローン」の駆動ユニット。近年、ドローンは物資の輸送や農薬散布、橋やダムといったインフラの点検にも使われるなど活用の幅が広がりつつあるが、従来型は動力がバッテリーのみのため、飛行時間が通常15~20分程度に制限される。

 そこで同社は、ガソリンと電気のハイブリッドで機体を飛ばす駆動ユニットを開発。昨年4月の起業で社員は8人と小規模ながら、英国の世界的二輪レース「マン島TTレース」にも製品を提供した技術力を生かし、2時間以上の長時間飛行を実現した。

 山田知徳(とものり)社長(31)は「レース用マシンで培った小型化、軽量化の技術を強みに、姫路からドローンの可能性を広げたい」と意気込みを話した。

 理創化研は、ハーブを主成分にした「水溶きヘアカラー剤」を販売。従来品はアルカリ成分や脱色成分が髪や頭皮を傷めてしまうのに対し、同社の製品は大半が天然由来のため負担を減らせるという。

 飯石(いいし)晃久副社長(52)は「世界で最も人口が多いのは黒髪人種で、日本は黒髪をきれいに見せる技術が高い。アジアへの商品輸出を目指したい」と販路拡大への展望を語った。

 老舗酒蔵の本田商店は、市の花「サギソウ」から採取した酵母を使って純米酒を製造。これまでにも姫路城内の桜や食用菊の日本酒を開発し、販売している。

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