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昨年11月に「銀の馬車道・鉱石の道」で開かれたサイクリングイベント。PRに向け新たな仕掛けを展開する=姫路市船津町(中播磨県民センター提供)
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 兵庫県の中播磨県民センターと西播磨県民局は16日、2021年度の当初予算案を発表した。中播磨は日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」、西播磨は近場にある観光資源の山城跡を活用し、地域の魅力発信や交流人口の拡大を図る。新型コロナウイルス禍による県の税収減に伴い、独自事業費はいずれも20年度比で約2割減となったが、コロナ後を見据えたシンポジウムの開催や農家支援などの新規施策も打ち出した。

 中播磨県民センターは、「銀の馬車道-」のブランド化の推進や農村地域の活性化、農業水利施設の継承といった独自事業に計約1億1千万円を計上した。

 「銀の馬車道-」のPR事業では、コロナ禍を踏まえ屋外で楽しめるサイクリングに着目。姫路駅-生野銀山(同県朝来市)を往復するコースや鉱山関連の遺構を巡るルートなど、昨年7月に設定した計222キロのモデルルートを実際に体験してもらい、完走回数や走行区間に応じて「道の達人222」などの称号や記念品を贈る。

 馬車道の設計者がフランス人技師だったエピソードにちなみ、同県姫路市で東京五輪の事前合宿を行う予定の仏柔道代表のサポーターらに歴史や関係性もアピールする。

 都市と田園が存在する中播磨の特性を生かし、「中はりま農的くらし定着支援」事業を展開する。農村の文化を滞在しながら体感してもらう「農泊」の推進に向け、耕作放棄地を活用した体験農園や農家民宿の開設費などの一部を補助。芸術活動など自分のやりたいことと農業とを両立させる暮らし「半農半X」に挑戦する若者らにも必要な経費を支援する。

 テレワークの導入が難しい製造業を対象に、コロナ禍で浮き彫りとなった課題を共有し、国内外の先進事例を学びながら解決方法を探るシンポジウムを開く。中播磨のものづくり産業を支える企業を知ってもらうため、理系の学生を集めた見学会や企業研究会も企画する。

 また、同県市川町のため池「皿池」や姫路市の「花田井堰(いせき)」など、農業水利施設の成り立ちや歴史を後世へ引き継ぐ事業を始める。2021年度は各地域の施設を紹介するマップや冊子を作成する。(田中宏樹)

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