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心の悩みに耳を傾ける電話相談員=姫路市内
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心の悩みに耳を傾ける電話相談員=姫路市内

 心の悩み相談に電話で応じる社会福祉法人「はりまいのちの電話」が28日、兵庫県姫路市本町のイーグレひめじでボランティア相談員の募集説明会を開く。慢性的に相談員が不足し、電話に出られないことも多いという。新型コロナウイルス禍で深刻な相談も増える中、担当者は「孤独の中にいる人たちの気持ちを聴く人が少しでも増えれば」と願う。(地道優樹)

 活動は1988年に始まり、毎日午後2時から翌午前1時まで、研修を受けた相談員が電話を受けている。昨年は生きづらさや精神疾患、人間関係や健康問題など7052件の相談があり、前年よりも216件増えた。

 同法人によると、コロナ禍の外出自粛で家庭での滞在時間が長くなった影響からか、夫からのドメスティックバイオレンス(DV)に関する相談が30~40代の女性を中心に例年よりも増えた。感染リスクを恐れて巣ごもりを続ける中で不安が強まり、精神疾患を悪化させるケースも目立ったという。

 また、病院や高齢者施設での面会制限により、精神的な不安を募らせたという内容も多かった。相談全体のうち817件が自殺をほのめかすのような深刻な内容で、前年を約150件上回った。

 一方、相談員は現在30~70代の46人。毎日2人体制で相談に応じているが、着信は1日300~400件にも上り、対応しきれていないのが現状だ。

 28日は相談員の活動内容を詳しく説明する。資格の取得には2年間の講座受講が必要で、精神科医や臨床心理士、大学教授ら専門家から講義を受ける。前期(4~8月)と後期(9月~翌年3月)に分かれ、後期課程を修了すると仮認定となる。2年目には月2回程度の電話実習などに参加する。

 同法人の担当者は「問題の解決を急ぐよりも、相手の気持ちに寄り添おうとする姿勢が大切」と話す。

 説明会は参加無料。午後2時~同3時半。定員50人で、当日参加も可能。

 はりまいのちの電話TEL079・288・5099(相談ダイヤルは079・222・4343)

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