姫路

  • 印刷
東北産品の販売会を毎月開いてきた島田睦美代表世話人(後列左)ら姫路東北人会のメンバー=姫路市書写
拡大
東北産品の販売会を毎月開いてきた島田睦美代表世話人(後列左)ら姫路東北人会のメンバー=姫路市書写

 東日本大震災の直後、東北出身の姫路在住者らが立ち上げたボランティア団体「姫路東北人会」が3月で活動を終える。東北の特産品や手作り雑貨の売り上げを被災地へ寄付してきたが、メンバーの高齢化に伴い発生10年を一区切りとした。東北の地場産品が並ぶ最後の販売会を28日、JA兵庫西の直売所「旬彩蔵 書写」(兵庫県姫路市書写)で開く。(田中宏樹)

 同会は仙台市出身の島田睦美さん(44)が呼び掛け、震災10日後の2011年3月21日に発足した。まずは募金活動に取り組み、500円程度の協力をしてくれた市民らに姫路特産の皮革で作ったブレスレットを手渡した。

 同直売所の一角では14年5月から月1回、東北の名産品も販売。16年夏には東北三大祭りの一つ「仙台七夕まつり」を姫路の西二階町商店街で再現した。

 寄せられた支援金や販売会の売上金は被災地へ送り、これまでの総額は計約480万円に上る。多くの児童が犠牲となった宮城県石巻市の大川小学校遺族会や、災害で傷んだり汚れたりした写真のデジタル化に取り組む「気仙沼復興協会」(同県気仙沼市)などへ寄付してきた。

 ただ、メンバーの大半は60~70代。体力面などから活動の継続が難しくなったこともあり、今後はそれぞれ個人の立場で支援していくことにした。

 28日の販売会は、気仙沼産のワカメや宮城の郷土料理食材の油麩(あぶらふ)、山形の玉こんにゃくなどの特産品を用意する。3月末に手元に残る約80万円を気仙沼復興協会へ送り、活動に幕を下ろす。

 「次にどこかで災害が起きてもすぐにお手伝いに動けるほど、10年で会の仲間と大切なつながりができた」と島田さん。繰り返し販売会へ足を運んでくれる人たちもいたといい、「細く長く東北への支援を続けられた」と感謝する。

 28日の販売時間は午前9時~正午。

姫路
姫路の最新
もっと見る

天気(5月16日)

  • 24℃
  • 19℃
  • 70%

  • 26℃
  • 20℃
  • 70%

  • 27℃
  • 20℃
  • 60%

  • 24℃
  • 19℃
  • 70%

お知らせ