姫路市、主催行事を8日から再開 施設開館時間も通常に
2021/03/06 05:30
対策本部会議で8日以降の方針を説明する清元秀泰市長=姫路市安田4
兵庫県姫路市は5日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、原則中止としてきた市主催のイベントを、収容率や人数の制限を設けて8日から実施する方針を確認した。午後9時までに制限していた市立施設の開館時間も通常に戻す。
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飲食店などに対する県の時短要請は、神戸・阪神間の4市に限定されており、対象を外れた姫路市は独自の対応を行わないことも決めた。ただし、春の歓送迎会や卒業旅行、花見による宴会などは21日まで自粛を求める。
緊急事態宣言に伴い、受け付けを停止していた「姫路に泊まって!宿泊割引キャンペーン」は8日から再開する。22日までに予約し、28日までに宿泊する人が対象で、1万円を上限に最大50%まで料金を割り引く。緊急事態宣言が延長される首都圏1都3県は対象から除く。
また、市保健所は2月25日~3月3日の1週間に実施した検査の陽性率について、濃厚接触者を除けば0・71%だったと説明。「市中感染は落ち着いてきている」との見解を示した。市内では英国型の変異株が確認されていないことも明らかにした。(田中宏樹)