好天にサクラ見頃、春満喫 姫路城の三の丸広場が開放

2021/03/28 05:30

三の丸広場の芝生で遊ぶ子どもたち=姫路市本町

 ソメイヨシノが見頃を迎えつつある姫路城(兵庫県姫路市)では、三の丸広場芝生エリアの開放が始まった。好天に恵まれた27日、来城した家族連れらは新型コロナウイルス感染予防のため間隔を取りながら、思い思いに週末の団らんを楽しんだ。 関連ニュース 姫路城入城者75%減の39万人 60年ぶりの低水準 20年度 姫路城で「夜桜会」の試験点灯 「魔よけ」の和傘50本も庭園に 緑に染まる姫路城 差別や偏見なき社会に

 芝生エリアの開放はサクラの花期に合わせ、26日から4月11日までの17日間。城内外のソメイヨシノが天守や白壁に映える景色は「日本の桜の名所 100選」にも登録されている。
 散策は自由にできるが、姫路城管理事務所は大人数での利用や飲酒の自粛を呼びかけている。この日家族で訪れた大阪府高槻市の男性(41)は「密を避けるため車で、早めに来て、安心して楽しめました」と話していた。(大山伸一郎)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ