姫路

  • 印刷
被害に遭ったかかしを見詰める岡上正人さん=姫路市安富町関
拡大
被害に遭ったかかしを見詰める岡上正人さん=姫路市安富町関

 兵庫県姫路市安富町関地区の「奥播磨かかしの里」に暮らすかかし7体が4日未明、引き倒されたり衣服をはぎ取られたりする被害に遭った。中には頭部を引き抜かれ、修復不可能な作品も。2日後には若者3人が名乗り出て“犯行”を認めたが、管理する岡上正人さん(69)=同県宝塚市=は「壊れたかかしを見たお客さんがどう思うか。こんなことになって残念」と表情を曇らせた。(森下陽介)

 「かかしの里」は地域活性化を目的に、安富町出身の岡上さんが10年前から展開する。住民わずか14人の集落には、虫捕り網を持った子どもから農作業に励む大人まで、表情豊かな作品約130体がずらり。ユニークな光景を見ようと、京阪神から訪れる観光客も多いという。

 いたずら現場は複数箇所に分かれており、早朝、被害に気付いた住民が岡上さんに報告した。最も被害が大きかったかかしは頭部を引き抜かれており、「最初から作り直すしかない」と岡上さん。ほかに、頭部と体を固定する木の棒が折られたかかしもあった。

 変わり果てたかかしの写真を公式フェイスブックに掲載し、防犯カメラに“加害者”の証拠映像が残っていることを知らせると、6日午後、同県加古川市在住という若い男性3人が現場を訪れ、岡上さんに謝罪した。「ドライブをしていたら、かかしがたくさんあって驚いた。面白がってやってしまった」と話したという。

 同地区ではこれまでにも、夏のレジャーシーズンなどにかかしが被害に遭うことはあったが、今回のような大規模なケースは初めて。岡上さんは「かかしも村人の一員。お客さんにはマナーを守って楽しんでほしい」と話していた。

姫路
姫路の最新
もっと見る

天気(5月12日)

  • 22℃
  • ---℃
  • 60%

  • 24℃
  • ---℃
  • 30%

  • 23℃
  • ---℃
  • 60%

  • 21℃
  • ---℃
  • 60%

お知らせ