姫路

  • 印刷
ハザードマップを使いながら市が開いている防災説明会。分散避難を含め、事前の行動確認を呼び掛ける=姫路市夢前町前之庄
拡大
ハザードマップを使いながら市が開いている防災説明会。分散避難を含め、事前の行動確認を呼び掛ける=姫路市夢前町前之庄

 洪水や土砂災害、高潮のハザードマップの更新を終えた兵庫県姫路市が、災害時に安全な知人宅などへ身を寄せる「分散避難」を啓発している。市の指定避難所は新型コロナウイルス対策で被災者の距離確保が求められ、最大収容人数は約12万人に半減した。市は各地域で開く防災説明会で「安全な場所にいれば避難所に行く必要はない」と強調し、浸水想定や自身で取れる避難行動の確認を呼び掛ける。(田中宏樹)

 「自宅の場所や家族状況で災害時の行動は異なる。事前に考えることで命は守れます」。同市夢前町・前之庄地区で開かれた住民向け説明会で、市危機管理室の長塩和也さん(35)が力を込めた。

 市は2020年度、国や県が示す浸水想定や土砂災害の危険区域を踏まえ、新しいハザードマップを地域別に順次更新。21年度中には市内全72地区で説明会を終える。

 洪水・土砂災害マップの裏面では、自宅などで安全を確保する際の判断基準をイラスト付きで紹介。「危険な場所にいる人は避難が原則」とする一方、「避難先は小中学校、公民館だけではない」といったメッセージで分散避難の周知も図る。

 背景について、同室の土井基裕係長(44)は「コロナ禍では避難所でも密を防ぐことが求められる」と説明する。県は昨年6月に改正したガイドラインで、避難所でも世帯ごとに2メートルの距離を取り、3人家族なら1世帯20平方メートルの居住面積を確保するよう各市町に促した。

 それに伴い、姫路市は市内255カ所の指定避難所の最大収容人数を約24万人から約12万人に見直した。土井係長は「まずはハザードマップを使い家族と避難行動を話し合ってほしい。さらに地域全体でも、災害時に必要な助け合いや避難所の運営方法を想定してもらいたい」と話す。

 ハザードマップは広報ひめじに同封して順次、各家庭に配布している。市危機管理室TEL079・223・9593

姫路防災
姫路の最新
もっと見る

天気(5月14日)

  • 25℃
  • 18℃
  • 0%

  • 27℃
  • 15℃
  • 0%

  • 27℃
  • 18℃
  • 0%

  • 29℃
  • 17℃
  • 0%

お知らせ