フェラーリ、ランボルギーニ… 高級外車の博物館開業へ 姫路

2021/04/28 05:30

展示の目玉になるフェラーリの「288GTO」について説明する中村俊根社長=姫路市福中町

 イタリアや英国などのビンテージカーを間近で見られる博物館「トリノミュージアム」(兵庫県姫路市福中町)が完成し、報道関係者向けの内覧会が開かれた。1950年代以降に生産されたフェラーリやランボルギーニ、ベントレーなどの名車計34台を展示し、姫路城が一望できるレストランも併設。緊急事態宣言の解除後にオープンする。 関連ニュース いつから高級住宅地? 「西の芦屋、東の田園調布」 ベンツ通り、御用聞き、高額寄進…「日本一の高級住宅地」芦屋・六麓荘町 ベントレー、アストンマーティン… 神戸・旧居留地に高級輸入車ディーラー集結

 運営会社「ヘリテージ」の中村俊根(としね)社長(62)は20代から私費を投じて名車を収集。今回、大型の立体駐車場を博物館やレストランに改装した。
 真っ赤な車体が目を引くフェラーリのスポーツカー「288GTO」は、日本に正規輸入された2台のうちの1台。元ビートルズのリンゴ・スターさんが所有していたシボレーや、タレントで映画監督のビートたけし(北野武)さんが特注した限定車も展示する。
 「希少価値の高い車をこれほど一堂に集めた場所はないのでは」と中村社長。午前10時~午後6時。高校生以上1100円、小中学生770円。トリノミュージアムTEL079・224・2220
(田中宏樹)

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