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集団接種に向けリハーサルを行うスタッフら=15日、前之庄公民館(撮影・森下陽介)
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集団接種に向けリハーサルを行うスタッフら=15日、前之庄公民館(撮影・森下陽介)

 65歳以上を対象にした新型コロナウイルスワクチンの集団接種に向け、兵庫県姫路市が急ピッチで準備を進めている。高齢者はかかりつけ医での個別接種を原則としていたが、菅義偉首相が掲げた「7月末完了」の目標を受けて方針を転換。6月中には4会場で週に計約8千回を打てる態勢を整え、既に個別接種の予約枠を確保した市民の変更希望にも対応する予定という。(田中宏樹)

 集団接種は市北部の前之庄公民館(同市夢前町前之庄)で21日から始まる。6月前半には市南部に週5千回を打てる大規模会場を設置し、同月半ばをめどに姫路駅周辺など2カ所でも受けられるようにする。

 市は5月7日、在宅高齢者向けに個別接種の予約受け付けを開始。菅首相は「接種を7月中に終えたい」との意向を示していたが、混乱を避けるため当初の予定通り8月中旬まで1回目の予約を受け付けた。その結果、7月末までに2回の接種が終わらない市民は約3万人に上った。

 その後、終了時期を前倒しするため方針を変更し、集団接種の実施を決定。医師や看護師の確保を含む会場運営は、県内外で健康管理サービスを展開する民間団体などに委託する。

 集団接種も個別接種と同様に、専用サイトとコールセンター(TEL050・5526・1090)で予約する。市によると、前之庄公民館の枠はいったん受け付けを停止しており、再開時期を検討中。他の3会場については5月中の受け付け開始を目指している。

 市保健所の毛利好孝所長は「まずは予約が取れていない人を優先し、枠が余れば早めの接種を希望する市民の日程変更を進めたい。7月末までの接種を望む人が、しっかりと受けられる仕組みにしたい」とする。

 当日のキャンセルなどで余ったワクチンは廃棄を避けるため、会場周辺の学校園や介護事業所などの施設職員らに回す方針という。

 毛利所長は「集団接種は個別接種と異なり、持病による副作用のリスクを判断するのが難しい」と課題を挙げ、「特に血液をサラサラにする薬を服用している人は、かかりつけ医に集団接種に参加して良いか確認してほしい」と強調した。

 集団接種を巡っては、県が播磨地域に大規模会場を開設すると明らかにするなど、政府が目指す「7月末完了」を後押しする動きが相次いでいる。

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