個人情報2人分の書類紛失 書写障害者デイサービス

2021/05/07 05:30

 姫路市総合福祉通園センター(兵庫県姫路市)と市社会福祉事業団は6日、市立書写障害者デイサービスセンター(同市書写台2)の職員が、利用者2人の氏名や住所、疾患や障害などの個人情報を記載した書類を紛失したと発表した。現時点で悪用は確認されていないという。 関連ニュース 姫路の新型コロナ新規感染者 2日連続で1桁 感染対策を徹底、聖火リレーの現場 1組わずか1分、笑顔でポーズ 「みんなの気持ち詰まったトーチ。重かった」聖火ランナー・丸山美穂さん 但馬地域初の女性消防士

 書写デイは総合福祉通園センターが所管し、同事業団が指定管理者として運営している。紛失した書類は、書写デイの職員が医療的ケアの研修を受ける際、利用者の主治医が作成する指示書の写しなど。新たに指示書を作成してもらうため、4月23日に2人分の資料を封筒に入れて保管していたが、同26日に職員が紛失していることに気付いた。捜したが見つからず、市と事業団の職員が今月4日、利用者2人に謝罪した。(井上 駿)

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