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非公開の姫路城「イの渡櫓」で披露された能=姫路市本町
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非公開の姫路城「イの渡櫓」で披露された能=姫路市本町

 現代美術作家の杉本博司さん(73)が能楽をテーマに制作を目指す映像作品のロケハンが5日、普段は非公開の姫路城「イの渡櫓(わたりやぐら)」や「ロの渡櫓」であった。午前6時ごろ、格子窓から朝日が差し込む城内で能楽師が本番さながらの舞を披露し、幻想的な雰囲気を演出。杉本さんら制作陣は、演者の動きや日の当たり方を確認した。

 4年間で5人の著名な芸術家を招く兵庫県姫路市立美術館の「オールひめじ・アーツ&ライフ・プロジェクト」の一環。能の演目は「神男女狂鬼(しんなんにょきょうき)」の5種類に分類されるが、今回の作品は各演目の名場面を組み合わせる。2022年3月末に姫路城と書写山円教寺を舞台に撮影し、同年秋の発表を予定する。

 城内では、能のシテ方「喜多流」の大島輝久さんが、播磨ゆかりの演目「高砂」を披露。杉本さん所蔵の面を着けた大島さんが、能装束に金糸で施された刺しゅうを日の光でキラキラと反射させながら舞う姿を、カメラで記録した。

 同日、円教寺の常行堂でもロケハンを実施した。杉本さんは「姫路城内でもかつて能が舞われていたはず。当時の能をここで再現して映像化したい」と意気込んだ。

(森下陽介)

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