衆院選、19日公示 コロナ対策や連立政権への評価が焦点か

2021/10/19 05:30

姫路市内800カ所以上に設置された衆院選のポスター掲示板。4年ぶりに審判の機会が巡ってくる=姫路市本町

 衆院選が19日公示される。兵庫11区(旧兵庫県姫路市)は自民前職に共産新人、維新新人が挑む予定。同12区(西播磨など)は自民前職と立民新人、維新新人のほか、無所属新人1人が立候補を検討している。解散の5日後に舌戦が始まるという異例の短期決戦で、新型コロナウイルス対策や自公連立政権への評価などを巡って論戦が交わされそうだ。 関連ニュース 亀岡偉民元議員、無罪主張 衆院選巡り寄付、福島地裁 <総裁候補に問う>高市早苗氏 70年の節目、党立て直す 昨年の衆院選、1票の格差は合憲 最高裁「新方式に合理性」

■11区
 8選を目指す自民前職の松本剛明氏(62)は19日午前11時から、山陽姫路駅北側の城南公園(姫路市塩町)で出陣式に臨む。その後は街宣車で選挙区内を回り、支持を訴える。道中での街頭演説も検討している。
 共産新人の太田清幸氏(66)は午前10時から姫路市本町の事務所で第一声。選挙カーで市北東部や南部を中心に巡り、午後5時半からJR姫路駅北側で党副委員長の山下芳生参院議員と街頭演説を行う。
 維新新人の住吉寛紀氏(36)は午前11時、選挙事務所西側の船場公園(同市小姓町)で出陣式を開く。終了後、選挙カーでJR姫路駅に移動し、同駅前で演説。午後も市中心部でスポット演説を繰り返す。
■12区
 自民入りして2回目の選挙となる前職山口壮氏(67)は、相生市役所南側の選挙事務所で午前9時から神事に臨み、続いて第一声を上げる。その後、赤穂、上郡、佐用、宍粟など7市町でも出陣式を行う。
 立民新人の酒井孝典氏(61)は午前10時にJR本竜野駅西約500メートルの事務所前で出陣式。たつの市役所前や相生市、赤穂市、太子町の中心部でも演説し、夜はたつの市のスーパー前で買い物客にアピールする。
 維新新人の池畑浩太朗氏(47)は、午前8時前からJR播州赤穂駅で駅立ちした後、約600メートル南の選挙事務所に移動して同9時半から出陣式を開く。その後は相生市や上郡町などで遊説を計画している。
 元上郡町職員で新人の山田敏良氏(66)は無所属での立候補を検討しているという。(衆院選取材班)
【特集ページ】衆院選2021

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