コロナ禍の観光業支援へ 宿泊施設など対象の給付金制度 姫路市

2021/10/27 05:30

姫路市役所=姫路市安田4

 兵庫県姫路市は、長引く新型コロナウイルス禍の影響を受ける観光業を支援しようと、宿泊施設や観光バス事業者などに対する新たな給付金制度を始めた。企業の研修や見本市での使用を想定した貸し会議室などを持つ「MICE施設」も対象とする。 関連ニュース JR西、明石の新幹線車両基地の整備を断念「コロナ禍前の利用水準に戻らず」 市に伝達 コロナ禍に子猫をお迎え 警戒心が強く抱っこが苦手→ゴロゴロとリラックスする姿に家族みんなが癒される お食事処、福助グループの本店復活 コロナ禍閉店から4年ぶり 十割そばを軸にランチに力点

 市は事業費を約1億1千万円と見込み、財源は国の地方創生臨時交付金などを活用する。対象は今年4~9月のいずれかの月の売上額が、2019年か20年の同じ月と比較して3割以上減少した事業者とする。
 ホテルや旅館、観光バス事業者は客室数やバスの台数に応じて支給額を算定する。ホテルなどは1室に対し3万円(上限200万円)、観光バス事業者は大型バス1台につき20万円など。180平方メートル以上の部屋を構えるMICE施設には一律50万円を補助する。
 姫路観光コンベンションビューローのホームページから申請書などを印刷し、同ビューロー内の給付金事務局へ郵送で申し込む。12月17日まで。給付金は10月下旬から順次支給する。
 同事務局TEL079・222・2310(平日午前9時~午後5時)
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