地酒の魅力、アプリで発信 注文してお得なクーポン券当てて 姫路の日本酒バー
2021/12/11 05:30
県内の地酒や酒蔵をPRするアプリ「こころみ」=姫路市南駅前町
兵庫県内の酒蔵の魅力を発信しようと、JR姫路駅近くの日本酒バー「試(こころみ)」(姫路市南駅前町)がスマートフォン向けアプリ「こころみ」をリリースした。大吟醸酒を3杯飲む-など、アプリ内の課題に従って同店で地酒を注文すれば、お得なクーポン券が当たる。店長の五十木(いそぎ)洋介さん(51)は「これまで日本酒に興味がなかった人にも間口を広げたい」とPRしている。
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同店は2011年、酒類卸売りの光明兼光(こうみょうかねみつ)(同市飾磨区構)がオープンさせた。県内の地酒を中心に約300種類を取りそろえており、1杯(65ミリリットル)140円から楽しめる。アプリは開店10周年の記念に企画した。
アプリ内には「播磨の酒を5種類飲もう」「摂津の酒を5種類飲もう」など約150種類の課題があり、達成すると内容に応じてポイントを獲得できる。25ポイントたまれば店内のカプセル自販機を利用でき、同店で使える「お酒1杯無料券」や「おつまみ券」などが入ったカプセルが当たる。
県内各地の酒蔵を訪問するミッションもあり、足を運べば1カ所につき30ポイントが追加される。同店で酒を注文した際に配られるカードのQRコードを読み込めば、5ポイントの加算もある。
ほかにも位置情報から訪問済みの蔵が一目で分かる「酒蔵マップ」や、利用者同士でたまったポイント数を競い合うランキング機能も備え、「このアプリが地酒や酒蔵に興味を持ってもらうきっかけになれば」と五十木さん。アプリは無料でダウンロードできる。同店TEL079・280・6172
(森下陽介)