ワクチン訪問接種、初回受け付け 姫路市、外出困難な障害者ら対象 新型コロナ

2021/12/14 05:30

姫路市役所=姫路市安田4

 新型コロナウイルスのワクチン接種で、兵庫県姫路市は13日、障害や持病などで外出が困難な市民の自宅へ医師が出向く「訪問接種」の受け付けを始めた。18歳以上が対象で、来年1月の接種開始を予定する。 関連ニュース 第5波のクラスター、第4波の3分の1に 福祉施設・医療機関で ワクチン効果、高齢者の感染者激減 兵庫北部で大雪警報 県が災害警戒本部設置 「指導だという思い込み、事実確認も報告もせず責任痛感」 城陽小暴言・体罰問題で校長が初の会見

 同市では今月8日時点で、12歳以上の市民の83・44%(39万9836人)がワクチンの2回接種を済ませた。市は希望者のうち、自ら会場に出向くことが可能な市民への接種はおおむね終えたと判断し、訪問接種の導入を決めた。
 身体障害者手帳1級または2級、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持者のほか、要介護4以上の認定者が対象となる。ワクチンは米ファイザー製を使用し、来年2月末までに2回接種を終える見込み。
 申請書は市ホームページで印刷できる。必要事項を記入し、自宅周辺の地図や障害者手帳の写しなどを同封して、市保健所(〒670-8530 姫路市坂田町3)の総務課ワクチン担当に郵送などで提出する。受け付け後、市が接種日時を調整する。
 同課TEL079・289・1800
(田中宏樹)
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