玉岡かおるさん「新たな仕掛けできれば」 姫路市が「ふるさと大使」任命
2021/12/18 05:30
姫路市のふるさと大使に任命された玉岡かおるさん=姫路市安田4
兵庫県姫路市の魅力を国内外に発信する「姫路ふるさと大使」に、播磨を舞台にした作品を執筆する作家の玉岡かおるさん(65)=同県加古川市=が任命された。原作を手掛けたオペラ「千姫」が11、12日に姫路市文化コンベンションセンター「アクリエひめじ」で上演され、玉岡さんは「足を運ぶだけで胸が高鳴る素晴らしいホールだ」と笑顔で話した。
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玉岡さんは同県三木市出身。著書「姫君の賦(ふ) 千姫流流(りゅうりゅう)」がオペラ「千姫」の原作となった。最新作では、高砂出身で江戸期の海運に革命をもたらした工楽(くらく)松右衛門(まつえもん)の生涯に迫った。
大使は229人目。就任式で清元秀泰市長に「千姫のオペラを毎年公演してほしい」と声を掛けられ、玉岡さんは「2回目があれば姫路の観光グッズなどを使い、新たな仕掛けができればいい」と早速、大使としてアイデアを伝えた。(田中宏樹)