姫路城に「ジャンボ門松」登場 紅白ハボタン華やか、登閣口前に設置

2021/12/27 05:30

姫路城の登閣口前に飾り付けられた「ジャンボ門松」=姫路市本町

 世界文化遺産・国宝姫路城(兵庫県姫路市)の登閣口前に26日、高さ約5メートルの「ジャンボ門松」2基がお目見えした。正面にはしめ縄も飾られ、観光客らは足を止めて見入り、一足早く迎春ムードを味わっていた。 関連ニュース 年末年始はおうちにこもりたいって?それなら成城石井に任せろ 目利きバイヤーが選び抜いたお値打ちセレクト 365日「お正月」をしている日本正月協会に「おせち料理の定義」を聞いてみた 冬限定、ロウバイの御朱印 神戸の神社が500部準備

 30年近く続く年末の恒例行事で、姫路市から委託された造園業者が手掛ける。
 この日は午前9時ごろから作業を始め、約2時間半で完成させた。竹で囲んだ円筒形の土台にそれぞれクロマツとアカマツを据え、赤い実をつけたナンテンや紅白のハボタンで華やかに彩った。
 家族で訪れた大阪府吹田市の会社員(38)は「お城を背景に、和の雰囲気がマッチしていて美しい」。長男(7)は「大きくてびっくり。お正月が楽しみ」と声を弾ませた。
 来年1月15日まで設置。姫路城は12月29、30日に休城する。元旦から3日間は先着500人に市の公式キャラクター「しろまるひめ」のタオルをプレゼントする。姫路城管理事務所TEL079・285・1146
(森下陽介)

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