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まん延防止等重点措置の時短営業前に飲食を楽しむ客で満席となった「山電ガード下食堂」=姫路市西駅前町
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まん延防止等重点措置の時短営業前に飲食を楽しむ客で満席となった「山電ガード下食堂」=姫路市西駅前町

 新型コロナウイルスの流行「第6波」を受け、27日から兵庫県にまん延防止等重点措置が適用される。飲食店は時短営業や酒類提供の制限が求められ、再び苦境に立たされる。「やっと客足が戻り始めていたが、仕方ない」「仕事終わりの1杯が遠のいてしまう」。同県姫路市の繁華街では飲食店主や利用客らが対応に理解を示しつつ、繰り返される時短要請に肩を落とした。(山本 晃、森下陽介、井上 駿)

 県は同措置が適用される27日から2月20日、感染症対策を認証した飲食店に時短営業を求める。終日酒類提供せずに午後8時まで営業するか、午後8時半まで酒類提供するかを店側が選択でき、売り上げや酒類提供の有無に応じて協力金を支給する。

 山陽姫路駅前の居酒屋「山電ガード下食堂」には25日夜、仕事帰りの会社員らが次々と訪れた。「せっかくコロナ禍前の風景が戻りつつあったのに、またあの日々が始まるのかと思うと気が重い」。同店など6店舗を経営する釜江宏和さん(47)が満席の店内でため息をついた。

 昨年10月下旬に時短などの制限が解除され、グループの売り上げはこの3カ月でコロナ禍前の8割程度の水準にまで戻った。27日からは酒類提供を続けた上で閉店を早めるといい、「店を維持できるかめちゃくちゃ不安。感染症対策でなぜ飲食店の時短が求められるのか釈然としない気持ちはあるが、従うしかない」と漏らした。

 単身赴任中の男性会社員(56)は会社帰りの飲食を楽しみに、店をよく訪れているという。「時短になったらそれも満足にできなくなってさみしい」とハイボールのグラスを傾けた。

 近くのスタンディングバー「ボンボヤージュ」にも常連客が姿を見せた。「オミクロン株の感染が広がった今月中旬からお客さんがぐっと減りました」とオーナーの志水奈奈さん(58)。27日からは閉店直前の駆け込み客で混雑しないよう、ラストオーダーを閉店1時間前の午後8時とする。

 志水さんは「お客さんの滞在時間は短くなっており、客足がコロナ禍前に戻ることはないのかもしれない。でも、店が続くように何か仕掛けを考えないと」と前を向いた。

 よく訪れる女性会社員(55)は「『ちょっと1杯』ということも少なくなる。第6波を乗り切り、またみんなでお酒を味わいたい」と名残惜しそうだった。

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