レザーや和紙…播磨の名産品でアクセサリー 東京、NYでも販売 姫路出身の森藤さん

2022/02/07 05:30

「姫路レザー」を埋め込んだリングなど播磨の名産品を生かしたジュエリーを作る森藤奈津さん=神戸市中央区

 兵庫県姫路市出身のジュエリーデザイナー森藤(もりふじ)奈津さん(40)=神奈川県=が、故郷・播磨産のレザーや加工和紙を使ったオリジナルアクセサリーを制作している。東京に構えるアトリエや、百貨店などの期間限定ストアで扱い、昨年末には米ニューヨークでも展示販売に挑戦した。「離れても、姫路は大好きな街。自分のできることで地場産業を応援したい」と話す。(上杉順子) 関連ニュース 「アップルウオッチ」用ベルト 姫路の皮革メーカーが企画 “オシャレすぎる”薬局 世界的デザイン賞受賞 引退バスをサウナに改造 降車ボタンは「蒸気降ります」、行き先は「ととのう」 28歳女性が出向起業で挑戦


 子どもの頃から自分の思いを形にしたい気持ちが強く、網干高校卒業後、アパレルやインテリア業界で経験を積んだ。彫金やアクセサリー制作を独学。2016年からは専門学校で本格的に学び、東京・南青山に「アトリエサマック」を19年にオープン。これを機に、長く暮らした姫路を飛び出した。
 商品はシルバーアクセサリー中心。伝統ある技術や職人が好きで「和モダンな雰囲気を出したい」と、播磨の名産品と組み合わせることを思い付いた。
 レザーは姫路の製革業者が地域ブランド化を目指している「姫路レザー」や、たつの市の業者らでつくるNPO法人「タツノレザー」の製品を使用。姫路レザーはリングの中心に埋め込み、タツノレザーはバッグに仕立てている。
 また、和紙加工の「播磨紙粧(ししよう)」(姫路市八家)が特殊加工した和紙でもアクセサリーを制作。軽く耐久性もある特長を生かし、箔(はく)押しなどでモダンなデザインに仕上げる。シルバーと組み合わせるほか、播磨紙粧の自社ブランド「SHISHOand(シショウエンド)」でもデザイン、制作を手掛ける。
 ニューヨークでは昨年12月に約2週間、マンハッタン・ソーホー地区の路面店で販売され、森藤さんも現地に飛んだ。「レザーも和紙も、幅広い世代に手に取ってもらえた。アピールできたかな」と話す。
 シルバーのレザーリング2万9700円など。アトリエサマックTEL03・6434・1128

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