天から迫る氷の芸術 神河・扁妙の滝が凍結

2022/02/23 05:30

時が止まったかのように凍り付いた扁妙の滝=神河町根宇野

 兵庫県神河町根宇野(みよの)の笠形山(標高939メートル)中腹にある扁妙(へんみょう)の滝が、連日の冷え込みで凍結した。春が近づく中、落差約65メートルにも及ぶ氷瀑(ひょうばく)の見頃は最終盤を迎えている。 関連ニュース 「数年に一度」ホテルオークラの滝凍る 武庫川が凍った! 三田の最低気温15日連続「氷点下」 厳寒の美、氷のドレスをまとって回る水車


 滝へは登山道入り口から標高差300メートルほどでたどり着く。凍り付いた姿は厳寒期の風物詩として知られ、県内外から多くの登山客が訪れる。山麓の野外活動施設・グリーンエコー笠形の依藤喬支配人によると、1月にも広い範囲で凍結したといい「今回がこの冬最後になるのでは」とみる。
 入山料200円が必要。同施設TEL0790・32・1307
(大山伸一郎)

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