「藤田監督、部長と1日でも長く野球したい」東洋大姫路・主将が決意表明 選抜控え姫路市長と議長に
2022/02/25 05:30
姫路市の清元秀泰市長(左端)から記念品を受け取る東洋大付属姫路高野球部の岡部虎尉主将=同市打越
3月18日に開幕する第94回選抜高校野球大会に出場する東洋大付属姫路高校の野球部員を応援しようと、清元秀泰姫路市長と同市議会の萩原唯典(ただすけ)議長が24日、兵庫県姫路市打越にある野球部グラウンドを訪問した。激励を受けた岡部虎尉(とらい)主将は、この大会で藤田明彦監督と三牧一雅部長が勇退することに触れ「監督や部長と一日でも長く野球ができるよう頑張る」と決意表明した。
関連ニュース
秋季県高校野球、社が3位決定戦制す 長田に9-0で七回コールド 3年連続近畿大会へ
報徳2連覇、須磨翔風は初V逃す 秋季県高校野球 3位決定戦は社が制す
加藤清正が池田輝政の母を気遣う手紙発見「容体悪くなられた、使者を出す」 たつの市の民家で
同校の選抜出場は14年ぶり8度目で、春夏通算では20度目の甲子園となる。市の壮行会は新型コロナウイルス対策で見送り、代わりに市長と市会議長がグラウンドで校長や藤田監督らに記念品などを手渡した。
清元市長は「期待は大きいが、まずは甲子園でのプレーを存分に楽しんで」とエール。萩原議長は「コロナ禍で十分練習ができない中、大会出場を勝ち取ったことは素晴らしい。粘り強い野球で勝利を重ねてほしい」と話した。
藤田監督は「伝統の守り勝つ野球に加え、積極的に打って点を取れるチームに仕上げたい」と意気込みを語った。(井上 駿)