ストリートピアノ再開 2カ月ぶり、JR姫路駅構内に音色響く

2022/03/23 05:30

2カ月ぶりに再開されたストリートピアノ=JR姫路駅

 新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置が解除された22日、JR姫路駅(兵庫県姫路市)では中央コンコースの「ストリートピアノ」が2カ月ぶりに再開された。駅構内には優雅な音色が響き、行き交う人々を和ませた。(大山伸一郎) 関連ニュース 白龍がいた景色~相生ペーロン伝来100年(2)中止の危機 兵庫で新たに1182人感染 新型コロナ 【AIが記事を作成】報徳が7-1で社に勝利 春季県大会準決勝


 同駅のピアノは2020年2月25日に常設が始まったが、新型コロナの感染拡大のため2日後から約半年間利用停止され、その後も感染状況に応じて休止と再開を繰り返してきた。今年1月27日、県内全域に重点措置が適用されて以降は黒い布に覆われたままの状態が続いていた。
 再開日の朝、管理する市文化国際課の職員が感染予防のための消毒液などを準備し、ピアノを公開した。停止期間中、同課に寄せられた問い合わせの中には「家で練習しています」との声も多かったという。
 再開一番乗りは、県内の祖父母宅に遊びに来ていた小学2年の男児(8)=東京都葛飾区。ソナチネ27番を披露し「たくさんの人の前は緊張するけど、うまく弾けるとうれしい」とはにかんだ。

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