<はりまスポーツ>サッカー・ASハリマアルビオン なでしこリーグホーム開幕戦 惜敗胸に健闘誓う

2022/04/16 14:55

先制点を奪い、ピッチで喜びの輪を作るASハリマアルビオン=10日、ウインク陸上競技場

 「はりまスポーツ」と題して、兵庫・姫路周辺で活躍するチームや選手の話題を随時お届けします。競技の最前線よりは少し後ろから、躍動する姿を支えたい。走り続ける人たちが見る景色の一端を、みなさんと一緒に見てみたいと思います。 関連ニュース INAC神戸に大商学園高のDF太田が加入 歴代の世代別日本代表 INAC神戸の高瀬が育成法人理事に就任 元五輪代表、女子サッカーの普及にも力 INAC神戸、逆転負けで2位に後退 C大阪に1-2 サッカーWEリーグ


 女子サッカーなでしこリーグ1部、ASハリマアルビオンの2022シーズンが始まった。開幕から敵地3連戦を2分け1敗で乗り切り、ウインク陸上競技場(姫路市中地)でのホーム開幕戦(10日)だったが、逆転負けを喫した。ただ戦いはこれから。16日は愛媛FCレディースと敵地で、24日には昨年同リーグ2位のスフィーダ世田谷FCを本拠地に迎える。地元ファンに勝利を届けるため「蹴女」たちの挑戦は続く。
 「アグレッシブに取りに行く姿勢は貫けたが…」。そう振り返ったのは先制点をアシストしたFW千葉。精力的にボールを追い、FW葛馬のゴールを演出したが、前半の内に隙を突かれて3失点した。「ミスからの失点は一番お客さんに見せてはいけないプレー。相手の攻撃も良かったが完全に崩されたわけじゃない。自分たちの課題を見つめ直し、優勝目指して頑張り続けたい」と、地元ファンに誓った。
 今季、ASハリマアルビオンは7月2日までほぼ毎週末にリーグ戦が続き、約2カ月間の中断後、10月16日まで22試合を戦う。(大山伸一郎)

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