「大いに笑って」米朝一門そろい踏み 桂ざこばさんら、50回目の姫路落語会に 8月

2022/05/17 05:30

桂ざこばさん

 2015年に亡くなった兵庫・姫路出身の人間国宝・桂米朝さんらが1973年に始めた、米朝一門による夏の恒例行事「姫路落語会」が今年で50回の節目を迎える。8月20日にアクリエひめじ(兵庫県姫路市神屋町)であり、桂ざこばさん、桂南光さん、米朝さんの長男の桂米團治さんら、人気と実力を兼ね備えたはなし家がそろい踏みする。(上杉順子) 関連ニュース 桂ざこばさん死去 76歳、ぜんそくで 尼崎での高座が評価され芸術選奨文科大臣賞を受賞 上方落語若手噺家GP優勝 桂そうば「凱旋公演」 29日から神戸・喜楽館 「大ネタにも挑戦」 根は優しく気弱、落語はまるでジャズ 芸歴60年、弟子の目に映った「桂ざこば」とは 13日、尼崎で一門会

 同落語会は市文化センター(昨年末に閉館)の開館を記念し、米朝さんらが「故郷に落語を広めたい」と同センターで始めた。今年は昨秋オープンしたアクリエで初めて開催する。
 主催する市文化国際交流財団の担当者は「毎年豪華な顔触れなので50回と言っても特別なことはないが、出演者は気合が入っているはず。大いに笑っていただきたい」と話している。
 午後2時開演。全席指定で4千円(小学低学年以下は入場不可)。姫路キャスパホールTEL079・284・5806

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