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初の合同公演でステージに上がった姫千乃丞さん(中央)さんら、両団体のメンバー=見野の郷交流館
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初の合同公演でステージに上がった姫千乃丞さん(中央)さんら、両団体のメンバー=見野の郷交流館

 新型コロナウイルス禍で出番が減ってしまった大衆芸能を再び盛り上げようと、兵庫・姫路を拠点とする大衆演劇の一座とちんどん屋がタッグを組み、合同公演を始めた。芝居や舞踊ショーでともに舞台に立ち、観客席を笑いの渦に巻き込む。両者は「文化の継承とともに、昔懐かしい笑いで地域を元気づけたい」と話す。(山本 晃)

 協力するのは大衆演劇の「千乃丞(せんのじょう)一座」と、ちんどん屋の「播州なるみ堂一座」。コロナ禍前から劇場や地域のイベント出演を通じて交流があった。それぞれ仕事は年間数十件あったが、コロナ禍で集客行事が自粛されると、ほぼゼロになった。

 影響は今でも続く。2017年に一座を立ち上げた千乃丞一座の姫千乃丞座長は「感染状況によって、仕事の依頼が入ってはなくなっての繰り返し」と嘆く。姫路に構えていた劇場は閉め、感染者数が少ない他県で公演するなどして、看板を守ってきた。今回、コロナ後も見据えた活動として合同公演を決めた。

 初公演は大型連休中の4月末、見野の郷交流館(姫路市四郷町)。地域住民を中心に約130人が集まった。大衆演劇の演目は心中をしようとする父子と、生き別れたわが子を捜す女性の出会いを描いた「前略 きずな橋」。なるみ堂一座も芝居に加わり、笑いとともに温かい拍手が送られた。続いて、ちんどんや舞踊のショーもあった。

 舞台を降りた千乃丞さんは「本格的に芝居を披露するのは3年ぶり。客席の盛り上がりが本当にありがたく、楽しく演じられた」と汗を拭った。なるみ堂一座の村上昭人さん(57)は「幅広い年代の方に楽しんでもらえた。地域を和のエンタメでさらに盛り上げていきたい」と話した。

 公演依頼などは村上さんへ。

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