園児にマスク着用求めず 熱中症対策を優先 姫路市が確認

2022/06/01 05:30

神戸新聞NEXT

 兵庫県姫路市は31日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、学校園でのマスク着用に対する考え方を確認した。国の方針に従い、幼稚園や保育施設では園児に一律に着用を求めないとし、児童や生徒は熱中症対策を優先する。 関連ニュース 明石市、全中学校と市立明石商業高の体育館にエアコン 猛暑対策、来夏までに 補正予算案提出へ マイコプラズマ肺炎の患者、過去10年で最多 発熱やせき 県「感染対策徹底を」 熱中症対策で、市立全校の体育館に空調機 小野市、来夏向け補正予算編成へ

 学校では体育の授業や登下校時のマスク着用を不要とする。教員は子ども同士の距離を十分に確保し、会話を控えるよう指導する。ほかにも2メートル以上の身体的距離が確保できる場合や、屋外で会話をほとんどしない活動時は着用の必要がないとした。
 部活動では部室や更衣室、集団での移動時などはマスク着用を含めた感染対策を徹底する。
 また、市は高齢者施設などの利用者に新型コロナワクチンの4回目接種を呼び掛ける方針も確認した。(田中宏樹)

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